農産園芸部(笑)の活動日記
デジタル推進本部・交通情報グループ 担当Tです。
我々のグループのミッションはDX推進で、普段の業務はほとんどPCの画面とにらめっこの毎日です。その反動からか、我がグループにはアウトドアの趣味に長けているメンバーが数多く在籍しています。
その一つに菜園を営んでいるメンバーが何人かおり、収穫した野菜を定期的に社内で配布しています(そのため交通情報グループは別名農産園芸部などとも呼ばれております)。わたくし担当Tもその一人で、この夏は毎週のように社内で野菜市を開催していました。夏野菜は一通り栽培していましたが、社内で人気があったのはスーパーではあまり出回らないような品種で、特にツルムラサキが好調でした。
ツルムラサキは栽培がさほど難しくない上にカルシウムなどの栄養価が高く、夏場には葉物野菜の価格が高騰する中、家計にも非常に助かる野菜です。
さてそのツルムラサキ、定禅寺通り沿いにオフィスが移転した後、コッソリ窓際の観葉植物の中に紛れ込ませています。ツルムラサキは若い芽の部分を食べるだけでなく、実はグリーンカーテンとしても利用できるのです。
この、ヒョロッと伸びているヤツがツルムラサキです。育っている途中だとスーパーの棚にあるツルムラサキとかなり違いますね。うまく冬を越せないか挑戦していたのですが、想定したよりオフィスの夜中の室温が低いせいか、実は苦戦しております。
ちなみにこちらの隣にあるメンコイやつが、さらに若いツルムラサキの苗です。こちらはよく見るとスーパーのツルムラサキとどこか似通っていますね。実は種から育てるとここまで大きくなるのに2ヶ月くらいかかります。夏場ならここから1ヶ月もすればジャングルに生えているような巨大な植物に育つのですが、今は越冬できるかどうかが勝負です。来年の夏にはグリーンカーテンとして飾れるよう、頑張ります。
現在の仙台市沿岸部の圃場の様子がこちらです。現在は春に収穫するタマネギやニンニクを植えています。これからの季節、キビシイ冬の蔵王おろしに耐えることになります。
畝の中には春から育てる予定の種イモを貯蔵しています。試しにジャガイモを掘り起こしてみたところ、秋口にまだ暖かかったためか間違って芽が出始めてしまったようで、ビッシリと根を張り始めていました。
ここ最近の気候変動は本当に予想が付かず、栽培時期がこれまでの経験通りに行かないことが多く、毎年試行錯誤の連続です。